平成14年8月.バセドウ病と診断されてからの記録です.
このページは平成16年(小学校4年生から5年生)の通院の様子を記録しています.
血液検査の数値は「けつえきけんさ」のページをご覧ください.

 15年の通院 14年の通院 入院から退院 バセになるまで&発覚 TOP

平成16年12月14日(火)
 
 今年最後の通院.予防接種の予約の人が優先で,少し待たされた.別にいいけど…

 お決まりのコース.左手に湿布をしていたので「突き指したんか?」と笑って言われた.聴診,喉を見て,おなかを診て,首を触って,身長&体重の測定.また増えている@体重( ̄▼ ̄;

 検査は今まで塩野義に出していたが日本臨床に変わって,検査の方法が違うかも知れないけれど,計っている物は同じだと説明してくださった.先月のそんな話はすっかり忘れていたのに.先生は覚えてくださっていた.これはうれしい (*^д^*)

 「体重が減っているわけでもないし,特に急ぐ症状もないから,このまま投薬治療を続けるけれど,年に1〜2回,S病院に行って,外科的治療の相談もされていいかもしれませんね」といきなり言われた.どういう意味なんだろう??「私の治療は限界」と言いたかったんだろうか?本意は分からない.

 私の頭の中は,処方箋を受け取ったら,先輩のお見舞いに行くことでいっぱいだったから,何も聞いたりしなかった.
 
 採血をして終わる.採血は入院中からお世話になっていたIさん.「採血,平気ですね♪」「女の子の方が泣かないんですよ」と雑談をして終わった.
 
平成16年11月16日(火)

 何だかT先生は忙しそうだった.診察中も2回電話がかかってきた.でも慌てる様子もなく,じっくり話をしてくださったので感謝します.

 チウラジールを18錠にしても検査結果は良くない.でも15錠のまま.血液検査の結果,γGTPが高め.これは肥満の人に多いらしい.白血球はもともと少ないが,今回も少なめ.好中球は50%以上あり,問題なし.気になる数値は他にはないと言われた.

 でも10月16日の結果,TSHは0.01以下  FT3 5.48  FT4 2.07
 確かにFT3とFT4は下がっているが,TSHは何で感度以下???
 甲状腺刺激抗体(TSAb)が1190% これは 検査機関が変わったから信用できる数値じゃないと言われた.検査表を見てもTSH刺激性レセプターと書かれている.8月31日は238%だったので,どう考えてもおかしいので,もう一度確認しますという説明だった.
 TSHレセプター抗体は72.5%と少し上昇.

 結果を見るだけでは,このままで良いのかとまた疑問だったけれど,先生がお忙しそうで,私も仕事で疲れて,何だか聞く気になれず,あっさりと流した.

 聴診,甲状腺の触診,喉を見て,いつもと同じ「何か困ったことない?」という問いかけ.「鼻がグズグズ」「耳鼻科には最近行ってるの?」「行っていません」(あそこの受付時間は7時までなので,行こうと思うとよほど覚悟して仕事を切り上げないと無理だから…とは言わなかったよぉ)「点鼻薬を出そうか?」「…」「鼻が詰まると,息がしにくいから,口で息をするやろ?そしたらどうしても喉が渇くし,風邪の菌も入りやすいから,喉が痛くなるんやで」納得できる説明。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))
結局,点鼻薬も処方してもらうことに.小児用フルナーゼ

 「体重は?」「最近計ってない」「計るだけやし,すぐやから計ろ」と計測.「60s切ったやん」「うそ〜」「チョット待って」「やっぱり60sあるやん」_| ̄|○(笑)

 「お薬,1回5錠はきつい?お水でおなかがいっぱいになる?」「ううん,別に」あんた,いっぺんに5錠,口にいれるもんね(笑)とは言わなかったけど.

 採血なし.

 近所の薬局に行くと,「点鼻薬がないので,明日お持ちします」と言われた.別に明日でもいいんですけど…

平成16年11月4日(木)小慢申請通る

 前回は「保留」の通知が来たが,正式に審査が通った.その通知書と用紙が届く.期限は8月1日から7月31日まで.これで一安心.主治医が「絶対,通ります」と言ってくれて,安心はしていたけれど.
平成16年10月26日(火) 平凡な通院

 受付後,尿検査.検査票はちゃんと準備してあったのに,看護師さんがよく分かってくれていなかった (;・ω・)∂ ぽりぽり.トイレに行くが出ない様子・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・その間に,呼ばれたが,いなかったので次の人が先になった.

 検査室に持って行く.結果はタンパクが(±)だったけどあとは異常なし.「3ヶ月おきくらいに検査しましょう」という事になった.

 何もない,平凡な診察.問診.聴診.喉を見て,くびをさわっておなかを診て,身長&体重.体重は60kgの大台にのってしまったw(゜o゜)w オオー! 先生から食事のことや運動のことを言われた.「先生なぁ〜肥満外来見てるやろ.一回太ったら,なかなか痩せられへんね.」と現実を説明.その後「寝る前に何か食べてる?」「食べてるぅ〜」「夕食後は,何も食べたらあかんで!」今日はかなり厳しい口調だった.

 チウラジールは15錠に減る.いいのかな?

 「次回は4週後で」と言われて「あの〜,4週後は休みなので,3週後に来ます.都合が悪ければ連絡します」と言って,挨拶をして診察室を出る.

 今日は採血.結果が気になる…
平成16年9月28日(火) 専門医との連携に感謝♪
 
 TSH  0.005     FT3 6.24      FT4  2.44 (8/31)
 
 遅めの4時半.前に1人後ろに1人.

 いつもの挨拶の後,T先生から前回の私の話を受けて結論を分かりやすく伝えてくださった.「浜田先生に連絡させて頂きました.…」 以下はそのポイント.

@ 白血球,好中球の減少とメルカゾールのこと

2週間で700くらいに.その後2700〜3000台で推移.40%位が好中球.少ない方.メルカを使って,やめて,またメルカに戻した場合,過剰反応の危険性がある.体内に抗体のようなものができて,前回以上に減少の可能性が高い.無顆粒症の危険を考えるとやめるべき.

A チウラジールの量のこと

30錠/日 という投与も現実ある.今回18錠にする.
但し,膠原病とよく似た症状が出る可能性が考えられる.SLEと言って血管や皮膚に影響が出るらしい.子どもの場合,血管のたくさん集まっている腎臓に影響が出やすいので,次回は尿検査をする.

B アイソトープのこと
  
浜田院長の研究グループでは14歳以下の子どもには実施しない.なぜ14歳なのか,詳しくは聞かなかったが,発ガン性や成長に関係があるのかもしれない.

C 外科的治療のこと

「どこの病院を紹介していただけますか?」と聞くと,関西では隈病院.院長先生はかなりの腕の持ち主で裏切りはないと.神経障害もないように,うまくしてくれる.

 ああ良かったと思った.どのような返事が出るかと言うよりも,T先生が浜田先生に連絡をとってくださったことが,私の気持ちの安定につながった.「わからないときは,また連絡してくださいとおっしゃったので.」という言葉にも安心した.数値がどうのこうのという問題よりも,今後のことを考えると,どの治療方法を選択するにしても見通しが持てると思った.

 後はいつも通りの,聴診,喉を見て「ちょっと赤いか?」「鼻はグズグズしてるけど…」「耳鼻科に行ってらっしゃるなら,調子が悪いときに診てもらってください」と.ベッドに寝転がる.「おなかは大丈夫?下痢はしてない?」と言いながら「運動会は終わった?」「うん」「どこの小学校やったけ?」「どこやと思う?」切り替えした娘の発言に,T先生も私も爆笑.T先生はカルテの問診票を見て○○小学校やろ!」と.運動会の話をして,盛り上がる.

 身長&体重を計る.「今日は頭の上をゴムでくくっていますから」と言うと,ぐぐっと押さえて計る.「もう,身長の伸びはとまったね」って.そうですね.わかっています.

 検査結果を見ながら「やっぱり,良くないんですよ.」と言われ,数値のメモをくださった.

 今日は採血なし.

平成16年8月31日(火) 全て伝える

  TSH  0.017   FT3  5.33   FT4  2.49   TSAb  238%   TRAb  60.2%  (7/27)

 4時過ぎに受け付け.T先生に電話で連絡.小児科の前で座っていると,Iさんが「予約票は?」というので「ありません」と言ったら「ああ,わかった!」って何を勘違いされていたんだろう.M先生の診察じゃないのに.

 診察室の中のソファーで,5分ほど待つ.

 「変わったことはないですか?」「ある」娘が勝手にしゃべり出した.何も打ち合わせはしていないのに(爆) 「下痢してる」「いつから?」「どんな色?」「どのへんが痛い?」…問診に答えていく娘.原因は分からない.下痢と言うほどではないが,軟便.娘の説明足らずの所は,私が補う.ついでに「2年前の,体調がおかしいと思ったときも,ずっとこんな便でした」と言った.「確かに亢進していると下痢はするけれど,今,それほどでもないですよ」…そう?TSHは低いと思うんだけど … 黙っている.

 ベッドに横になって,触診.「確かにグルグル言ってますね」でも,どこかが痛い訳じゃない.整腸剤をいただくことに.「宿題できたか?」「まだ」「何が残ってる?」「作文」「感想文か?」「うん」「本は読んだ?」「何読んだ?」「言えへん」「なんでや?」「何ででも」「大きな字の本やろ」「うん」なんかおもしろい会話.こういうのは和む.

  そのあと,聴診.身長は153.6cm  体重58kg 予想通り.「この体重計おかしい!!!」と,また言う娘.「そんなことないよ」すかさず,T先生.「痩せてはいないな」食欲旺盛.イライラはいつも…
 
  血液検査の検査結果を見ながら,メモをくださる.FT3が下がってる.TSHは少し上がったがまだまだ十分とは言えない.
 
  セカンドオピニオンのこと小児慢性特定疾患の申請保留のことをいつ切り出そうかと思っていたが,今がチャンスかも.包み隠さず全部伝えた.「2年投薬を続けてもいっこうに減らない.前から専門医の所とは思っていて,本当は表参道の伊藤にと思っていたけれど,そこまで行けない.でも大阪のすみれ病院の院長が週に1回伊藤に行っているので,すみれに行った.去年よりも周囲1cm小さくなっている.エコーもした.エコーの結果,すぐにオペの必要はないので,数年投薬治療で様子を見る.12錠で亢進するなら15錠にしてもいい.」…

 T先生はイヤな顔一つせず聞いてくださった.むしろ嬉しそうに,ありのまま自分のことを話してくださった.要は甲状腺のことは学生の時に勉強したり,少し症例を診ただけで詳しくは分からない.むしろ,お母さんの方がよくご存じじゃないかと.

 ネット上で有名な病院の名前も出した.でもそんなにご存じじゃない様子.札幌,別府… 「隈はどうなんですか?」私はあまり良い返事をしなかった.

 すみれの話になって,「外科的治療はできるか?」「入院は?」「医者は何人くらい?」いくらか聞かれた.分かる範囲で答えた.そこで「院長の浜田先生が,かかりつけの先生に僕の所に電話してもらって良いですから」と言われたことも伝えた.T先生はメモされていた.連絡を取ってくださるのだろうか.だったら嬉しいけれど…

  「すみれで外科的処置ができなければどこでするのか?」私も分からないが,「伊藤の可能性も」と伝えた.「伊藤は多いときはオペに半年待ちと聞いたことがある」と付け加えた.名古屋に伊藤の分院ができたことも.とても和やかに話ができた.

  最後に「小児慢性特定疾患の申請保留」のコトを言うと「すみません,それ,私のミスです」「申請書に経過について○をする欄があるんですが,○をつけ忘れていたんです.よく忘れるんですよ」「連絡しておきます,申請は通ります,大丈夫ですから」と言われて一安心.

 次回は4週後.今日も採血.

 今日の通院はスッキリ.

 自分もそうだけど,専門職と言っても何でも知っている訳じゃない.できる訳じゃない.でもそれを「知らない,できない」と素直に言えるか,「知っている,できるフリ」をするか「嘘をついて,知っている,できるを通す」かで人間が伝わってくる.

 そう言う意味で,T先生の正直なところを知った.だから,「遠くの専門医よりも近くの小児科で」と決心できた.次は専門医とどのように連携してくださるか.大きな期待はしないが,甘えてもいいような気がした.

 
平成16年8月24日(火) 小児慢性特定疾患 保留?

 7月末で期限が切れる.継続申請をした.結果が送られてきた.

 小児慢性特定疾患治療研究事業承認申請書について

「先に申請のありました小児慢性特定疾患治療研究事業については,小児慢性特定疾患対策協議会において審査しましたところ,申請書添付の意見書の内容確認のため承認保留となり,医療受診券の交付が保留されていますのでお知らせします」

これが,全文.いったいどうしてなんだろう?
平成16年8月6日(金)サードオピニオン


 あらかじめネットで院長先生の診察に予約しておいた.大阪市のすみれ病院.車で行くか悩んだけれど,渋滞に巻き込まれると到着時間が分からないこと,運転中は寝られないこと(笑),駐車場が狭すぎることを考えて,JR&地下鉄で行くことに.

 8時前に家を出て,着いたのは9時50分頃.予約時間は10時40分.前回は問診票の記入や体重測定などがあったが,今回はいきなり,診察室へ.呼ばれたのは11時30分を回っていた.受付には待ち時間が表示されるので見通しは持てる.
初めから,予約時間より1時間は待つと書いてあったから.

 「1年経ってどうですか?」検査結果の数値を見せて「あ〜〜難しいですね〜」
「主治医も今後どうするか,悩んでいらっしゃるみたいです」「うんうん」
腕の震えを見て,血圧測定.首に赤鉛筆で甲状腺を書いて,紙に写す.カルテに貼ってある昨年の結果と重ねてみると,回り1p分は小さくなっている.この点では一定の評価ができる.

 「何で,メルカゾールが使えない?」みな聞くことは同じ.白血球が680まで減少したと説明をすると「それは怖い.使えない」とあっさり言われた.

今回のポイント
@手術を急ぐ必要はない.するとしても成長が落ち着く中学生になってから.エコーで見る限り今のところ,組織に問題はない.手術をする場合,正常値にならないと無理.(骨年齢から成長はもう終わりと言ったが…)

Aチウラ12錠で落ち着きそうな気もするが,もしだめなときは15錠に.ただ,30錠くらい飲んでも問題はない.(飲み忘れはないかと,念を押された.ありません.)

Bヨードは今はしてはいけない.(理由は聞かなかった)

Cアレルギー性鼻炎が悪化するとバセにも影響する可能性がある.だからこの時期,亢進し始めたかもしれない.

 「エコーをします」と言われてしばらく,廊下のいすで待つ.すぐに呼ばれて若い女性の検査技師さんが,やってくれた.12時過ぎに終わる.「しばらく待ってください」と言われて待つ.が,なかなか呼ばれない.昼は回っておなかも空くし,いつ呼ばれるか見通しがない.しばらくというのは15分くらいと思ったのに,30分以上過ぎても呼ばれないので看護師さんに「あと,どれくらいかかりますか?」と聞いた.「エコーの所見を書くのに時間がかかります.今日はすごく混んでいるので… でも,最後になることはありません」と返答.

 そのかいがあってか,順番だったのかは分からないが,すぐに呼ばれた.

  エコーの結果は異常なし.「どこの病院でしたか?先生は,ここに来ていることを知っていますか?」「いいえ」「もし,よければ,私のことを伝えて,電話をいただいてもいいです」と言われた.これは嬉しかったヽ(´▽`)/〜♪

 ここで,子どもの患者さんは見かけなかったが,首を見ると腫れているなぁと思う人がたくさんいた.

 1時に精算を済ませ,帰宅.また,電車の中で爆睡していた.
平成16年7月29日(木) セカンドオピニオン

 27日の結果次第では,専門医に聞くことが必要かと思い,休みを取っておいた.当たって欲しくない勘だが,現実を受け止めないと先に進めない.1年ぶりの通院.

 

 ネット上では有名な先生.すごくしゃべりやすくてハイな先生だなぁと思った.

 8時半に家を出る.電車の乗り継ぎがスムーズで10時前に到着.受付で体温計を受け取って計る.36.6度.前もって血液検査の数値を渡す.

 15分くらい待った.「ひさしぶり〜」という元気な先生の声.数値を見て「厳しいなぁ〜」とお悩みの様子.「ちゃんと薬,飲んでるか?」「飲んでいます」「苦いから,口に入れて吐いてないか?(笑)」机の横のPCの画面には,よく見ている緑の掲示板が.こうやってレスをされているのかしら?

 血圧を測る.手は震えている.聴診.今まで一度も低下したことがないし,チウラを減らしたこともないことや,主治医も困っているみたいであること,数値のいいときは2ヶ月ごとの採血で,今回は1ヶ月ごとで採血していることなどを伝えた.


 以下は先生のお話をもとにポイントの整理.

@ 検査はTSHとFT4とFT3 だけでいい.これだけで5900円.TRAb,TSAbは一部に過ぎないから計っても意味がない.TRAbだけで5000円もかかる.明細書で言えば,項目の中にいろんな詳細があって,その一つにすぎない.無意味な検査.

A チウラジールそのもの,効く薬ではない.授乳中は使うが,基本的に効かないので使いたくない.やっぱりメルカゾール の方が高い.そこで「何故,メルカがだめだったか?」聞かれ「白血球の減少です」と答え「どれくらいまで減りました?」 「680か700くらいです」と答えたら「それでは使えないな」と言われた.ただし,投薬前の数値については私の記憶にないのでわからない.「もともと少ないと言われました」とは答えたが.

B きちんと薬を飲むことを考えれば,入院も一つの手.絶対飲み忘れはないから.

C 元気かどうかで,判断はできない.たとえば鬱病の人がバセドウになれば体調が良くなったように思うが,それは違う.もともとバセドウはハイになる病気だから.

D 結果そのもの,非常に厳しい.アイソは日本では子どもには前例がないので無理だが,手術で取ることも考えた方がいいのではないか.ただし,若い頃にすると傷がケロイド状になって残りやすい.

E 僕なら「ヨード」を使って一時的に低下させる.

F 27日の検査結果があれば,もう少し具体的に方針が立てられるが…

G チウラ12錠.これが最高.一時的に18錠使ったことはあるが,これ以上は無理.

H この子のような経過をたどる例は少ない.20年この仕事をして,100人で1人か2人か.一度も低下したことがないなんてめずらしい.

I この検査数値は疑わしいところもある.はかり方によって違うから.

最後に「あまりいい話ができなくて,悪いなぁ〜 遠くまで来たから遊んで帰ってや」と言われた(笑)「また,来させていただきます」と言って診察室を出る.今日の診察料は1000円チョット.来てよかった.

 この先生にお世話になってもいいのだけれど,遠いことと,やっぱり主治医のT先生は好きだし,小児科でお世話になれる間はすがっていたいという気持ちが捨てきれない.

 12時過ぎに帰宅.電車の中では爆睡してた(笑)
平成16年7月27日(火)

7月6日の採血結果 TSH 0.010  FT4 2.77  FT3 5.82  TSHレセプタ抗体65.7%  TSAb 89%????

 夏休みのため早めに行く.待っているとき看護師のIさんが「Mちゃんのお母さん,ちょっと待ってくださいね〜」覚えられている (;・ω・)∂ ぽりぽり

 診察室に入って,「お電話ありがとうございました」「あれからずっと12錠ですね?」「はい」そんなスタート.夏休みだから,先生もアイディア貯金箱の話とか,宿題の話をしてくださった.「プールは行ってる?」「そとでたくさん遊んでる?」

 「かわったことないか?」「うん」「喉がちょっと赤いけど…」聴診して,首とかリンパ節をさわって.「ここ痛い」「どこ?」「ちょっと腫れてる」でもどうってことはないよう.

 血液検査の紙がカルテに貼られていない.奥に取りに行って,数値を見て「これおかしいな〜」何か間違っている.TSAb
,こんなはずないです」「TSHがね,L  う〜〜ん,FT4とFT3はやっぱり上昇ですね.抗体も増えていますね…あと白血球,もともとMちゃんは少ないけれど,ちょっと少ないかな〜 もう2年でしょ,今頃副作用だとは考えられないから,大丈夫だと思うんですけど…」

 カルテに書き込むT先生を見ながら,言うか言うまいか迷う私.でもやっぱり言わないと…と思って聞いてみた.「ここのところずっと,正常値を保っていたのに,同じように薬を飲んでいて,どうしてまた亢進するんですか?」

 ちょっと困った感じのT先生.何となく顔を落として「TSHが落ち着いていても,甲状腺刺激抗体が正常ではないかぎり,薬をやめるとまたTSHは出なくなるし,抗体が落ち着かない限り亢進します.僕が見てきた,たいていの子は,これで落ち着いたんですけど,Mちゃんはそうではないみたいなんです.」

 「ただ,僕もこの病気ばかり診ている訳じゃないし,チウラジールも添付書類を読む限り,大人で考えてもこの体重じゃ12錠が最大なんです.」カルテを見ながら,「低下していませんよね」「そうです,一度も,普通なら低下するでしょ?」「ね,そう思うんですけど…」「一時的にたくさん投与するとしたら,どの程度なら体に影響がないか調べてみます」という結論に終わる.

 「あとはね,前にお母さんが言われたように,もう一度メルカゾールに戻せたら戻すことも考えられますが…」と悩む姿.(だから言ったじゃないの!とは言わなかったけれど) ストレートには言わなかったけれど,T先生に私の気持ちは伝わったかな…と思う.

 要するにT先生自身も困っている様子.2年経っても一度も低下しない.かといってアイソやオペを薦めることもできない.じゃ,チウラの増量は?メルカの副作用は?はっきり言って行き詰まり.

 「じゃ,悪いけど,採血をして帰ってくださいね」「はい,採血は大好きですから」「何で好きなん?」「…」

 次回は私の仕事の関係で8月31日.「薬は余分にありますか?」「はい」今回は28日分しか処方されていないが,家には200錠以上のストックがある.

 やっぱり,夏休み中に専門医に行こう…
平成16年7月8日(木)

 主治医からの電話.先日の血液検査の結果が良くなかったので,チウラ12錠にするように.朝昼夜各4錠ずつ.もし足らなくなったら連絡をくださいと.チウラは3週間分以上余分があるので大丈夫.

 あれほど,増やさなくて大丈夫かと言ってきたのに…というのが正直な思い.

 おなかが空く,食べる,体重は減る…
平成16年7月6日(火)
  
 4時7分の受付.家には5時までに帰れた.T先生の患者さんは他には誰もいなかった模様.

 「元気ですか?困ってることない?」今日は白衣のT先生.娘に「今日はよくしゃべるなぁ〜」と言うけれど,先生も今日はハイでよくしゃべりましたよ(笑).聴診して,首を触って「ごっくんしてみて」「…」「髪の毛短くしたんやな〜その方が,顔がふっくるしているのがよくわかるし(笑)」喉を見ていつものコースは終わり.

 2週間前くらいから湿疹が出ているので伝えた.「蕁麻疹じゃないですよね?」「違うと思います」「あせもかな〜,どの辺がかゆい?」膝の裏をさわる娘.「そこやったあせもかな〜,こっちやったら絶対違うって言おうと思ったけど(笑)」

 身長154,3cm 体重58kg 家では56kgとか言っていたけど(||| ̄□ ̄)<あちゃ
 「まぁね,5月が58kgで,6月が59kgでそんなに増えているって訳でもないから… 学校から肥満教室の案内はもらわなかった?」案内が来ているのは知っていたが,お手紙はもらっていない.

 「おなかはよくすく?」「ご飯はたくさん食べてるのかな?」「食べると家族の視線が冷たいですから…」

 なんか,しばらく先生と娘が雑談をして笑っていた.

 「メルカゾールに変えるわけには行きませんか?」突然聞いてみた.カルテをめくって「4000あった好中球が800になったでしょ,これはかなり減っているから」と入院時の結果を見ていた.

 10錠で亢進していたら…という思いがあったし,7〜8月はマメに採血の通院もできるからメルカに戻して本当に,副作用が出るのかもう一度試してみたかったのが本音.でもT先生の考えは,今回の結果を見て亢進していたら12錠に増やしたいという考えだった.やっぱり安全策をとる人なんだな〜 それはそれでいいけれど…

 次回の診察は本当は4週後だけれど,その日は私は仕事を休めないので「3週後でいいですか?」と聞いた.「いいです」と言われたので3週後に.「今日は採血やな〜,好きやろ?楽しみか?」と言われて終わる.

 診察室を出ると,入れ替わりにスーツ姿の男の人4人が入っていく.なんやこいつら?きっと業者の人だろうな…

 採血室に寄った.初めて見る看護師さん.「中学生?」「ううん」「5年生」「おおきいな〜」もう身長はこれ以上伸びないんですけど…(- .-)ヾ ポリポリ
 
 今日の結果を見てセカンドオピニオンを考えてみよう…

平成16年6月8日(火)

TSH 0.131  FT3 5.42  FT4 2.30  TRAb 62.1% TSAb 654%

 イマイチ,納得のできない診察だった.・・・・・・・・・・・ブチッ・・・・・・・・・・・ (-_-~)

 受付の対応は普通.「T先生は今,手が放せないので,しばらく待ってくださいと言うことですけれど…小児科の前で待ってください.」15分くらい待つ.

 その間に,看護師のIさんが,「申請書と引き替えに,これ渡すわ.詳しいことは先生から説明がありますけれど」と言われた.小児慢性特定疾患の申請に,主治医の意見書がいる.その文書料3150円が必要らしい.今までは,いらなかった.あちこちに「文書料改訂」の張り紙がしてある.今まで無料だった主治医の文書が3150円もいるなんて.でも診察中に主治医からは,何の説明もなかった.

 急いで診察室に入るT先生.診察が終わった後も,挨拶をしてドアを閉める頃にはもう廊下を走っていた.そんなに慌てるなんて何かあるの?説明してくれてもいいじゃない?やっぱり,気分が良くないo( ̄ ^  ̄ #)

 診察も今日は聴診がなかった.喉は見たかなぁ〜?首も触らないし,こんなんやったら意味ないやん.「元気や」って言っても,今までは絶対,聴診はあった.

 体重の話はしたけれど,計ってもいない.「家で計った?何sやった?」そんなん,聞かんでも横に体重計があるやん.\( ̄□ ̄;)

 血液検査の結果,どう考えても数値は亢進している.2ヶ月前,少し亢進の兆しがあって,落ち着くかと思っていたが,とんでもない.私の方から「10錠のままでいいですか?」と聞いた.すると「10錠でも,多いと思っているんです.数値を見て全部が悪くなれば考えますけど,TSAbは下がっていますから」と言われた.正直,納得がいかなかった.これからの季節,タダでさえも調子が悪くなるのに.またまた不信感がつのる(-_-#)

 言いたいことはあったけれど,忙しそうだったし.そこまで言うなら,「今日採血してください」と言いたかった.けれど,そんな雰囲気じゃなくて,チウラ10錠は現状維持となった.やっぱり夏休みに専門医に行こうかな?

 血液検査の結果,「尿酸値が高い」と言われた.これは肥満の人にはよくある症状らしい.とうとう肥満か(笑)でも笑っていられない.T先生は「僕も尿酸値が高くてね,でも体質もあるらしくて」「この数値が高いと痛風って言うんですけどね」詳しい痛風の説明もなし.まぁ,中途半端に私が知っていることを言ったのが悪かったのかも.いやいや,患者がどんなに知識があっても,説明は必要だと思う.

 結局,中途半端な煮えきれない通院だった.私自身も正直,今日の1時間休は立場上,取りたくなかった.頭を下げて職場を出てきた.そんなこと主治医の知ったことではないけれど,私がどこで働いているか知っている.専業主婦で暇をしている訳ではないし,主治医だって奥様が同じ小児科医だからそういうことは分かっていると思っていた.

 無理をして病院に行った割には,つまらないことがたくさんあって,何となく不満が残る.

平成16年5月11日(火)

 暑い1日だった.受付でいつものように診察券と保険証を出したが,新顔の人.ほとんどそうかも.要領が悪いし,「T先生と個人的にお約束されているんですか?」なんて当たり前のことを聞く.保険証の確認も後からとか言うし…

 暑いのか白衣は窓際の棚に脱ぎ捨ててあった(笑)ピンクのチェックのカッターシャツのT先生.

 今日のT先生はよくしゃべる.いつものように聴診,「ごっくんて飲んでみて」と言われて首を触診.喉を見て.「だいじょうぶやな」「ベッドに仰向きに寝て.おなか出して」「おなかに,服の型が付いているわ」「わかってるって」爆笑

 身長&体重.「また増えてるんとちがう?」爆笑!「おやついっぱい食べてるんとちがうか?」「よく運動しているか?」体重はそんなに増えていない.「半袖になって身軽になったから変わらないんやな」またまた爆笑.

 おやつは買う親が悪いとか,好きなことを言う娘.「痩せるために何かしてる?」「しようと思っているけどできない」「何をしようと思ってるん?」「わからへんけど,走るとか」

 バセドウの話は何もなくて,体重の話ばかり.最後小児慢性特定疾患の継続申請の用紙をもらう.次回は4週後.8週間,血液検査の様子が分からないのは不安.
 
 採血室にいく.ここも見たことのない看護師さんばかり.採血は大好きな娘で要領も分かっているのに,まるで初めて採血するように扱われるのが娘は不満だった.

平成16年4月13日(水)

TSH 0.339  FT3 4.03  FT4 1.36  TRAb 51.3% TSAb 760%

 新年度早々,電話で日を1日遅らせてもらった.病院は4月1日より独立行政法人になり,今までの国立ではなくなった.その影響がいろんなところで感じられた.

 30分も待った.一人なのに.こんなのは初めて.なんとなく聞こえてくるやりとりの中に「病棟の患者さんがエコー検査をするので,検査室を開けておいて欲しい」という会話が何度も聞こえた.病棟の患者がなんでこんな時間に???

 呼ばれて入ると「お待たせしました」と申し訳なさそうに言う先生.それまでに看護師のIさんが「Mちゃん来てるんやなぁ〜,ちょっと待ってなぁ〜」と来ていることも分かっている…

 「元気か?」今日は春らしくピンクのカッターシャツに白衣.服装はいつもチェックしている私(笑)
多分アレルギー性鼻炎だと思うけれど,鼻はグズグズしている.熱はないし,鼻汁に色はついていない.喉は赤くない.でも薬は欲しいと伝える.「Mちゃん,薬,好きか?」「Mちゃんにとってチウラジールはなくてはならない薬やけど風邪のお薬は無理に飲まなくていいよ」T先生のこういう言い方は好き.「薬は飲み忘れてお母ちゃんに怒られてへんか?」(笑)…

 検査結果のデータを見ながら話をする.正直,亢進しかけている.私は10錠でいいのか,採血しなくていいのか聞こうと思ったけれど,聞けなかった.と言うのも,首を触って「小さくなったなぁ〜,前はもっと大きかったのに」と先生は言われるし,看護師のIさんも「そうや,横から見てても腫れてたよ.今はわからへんくらい」という会話があったから.

 身長・体重を計った.身長は同じ.体重は(≧▽≦;)あちゃ〜娘がまた言う「あの体重計,狂ってる」違うって.(笑)肩より長くなった髪の毛をさわりながらごまかしている.「Mちゃん,髪の毛が長いからそんなに目立たないけど,顔はふっくらしてるよ」爆笑w「先生は太ってるとは言ってないしな.ふっくらしてるって言ってんねんで」(笑)「髪を短くしたら,ぽっちゃりしているのが目立つよ」(笑)

 「数値のメモください」「すみません,忘れてた…」と言って書いてくださる.「I先生はお辞めになったんですか?」「そうです,開業されたんですよ」「どちらで?」「A市で」ちょっと驚き.どこの職場も経営合理化で,大変だなぁ〜.小児科の担当表を見ても新しい先生は来られたみたいだけど,T先生とM先生の担当がすごく多い.おまけに,アレルギーの専門外来も持たれている.大変そう.

 これで数値が安定すればいいのだけれど次回の採血で亢進していたら薬を増やすように言うつもり.
平成16年3月16日(火)

 暖かい日だった.DRには特に何も言うことを考えもせずに行った.いつも何か考えているのに(笑)

 いつもの挨拶.「元気か?困ることない?」カルテには「元気」と記入(笑)「喉はちょっと赤いけど,こんなもんかなぁ〜」「この季節鼻が出たり,目がかゆかったりすることはありませんか?」別にないんですけど…

 聴診.スカートを見て「まだ余裕があるなぁ〜この服,子供用か?」「子供服は無理なのでティーンズのお店に行くんです」足を触って「健康的な体やけど,これ以上体重が増えたらあかんで」「ごはんはゆっくりかんでるか?」「おやつは食べ過ぎていない?小さい子は3度の食事でたくさん食べられないから,おやつでエネルギーを取るけど,Mちゃんは食事で十分だから」

 体重と身長を測る.153cm,58kg どひぇ〜〜〜〜.「もうMちゃん身長は伸びないから,横に伸びるしかないよ」同じ話を何で聞いても,糠に釘,のれんに腕押しとはこのことを言うのか(笑)

 「春休みはどっかに行くん?」…「もう先週行ってきましたから」「どこ?」「スキー」「志賀高原」「行きたいとこ他にもあるん?」「沖縄」「へぇ〜〜,海はまだ泳げへんやろ?先生は行ったことないけど」「ちゅらさんの影響です」

 後半は雑談で終わる.「9錠でしたっけ?」「いいえ,10錠です」先生もう忘れてる(笑)

 挨拶をして採血室に行く.看護師さんは覚えてくださっていた.「前も私やったね」「そうそう,9月,テロの話しましたね」「うちのお父ちゃんと同じ誕生日やったなぁ〜」しゃべっている間に,あっという間に終わった.
平成16年2月17日(火)
前回の検査結果 TSH 0.639 FT4 1.21 FT3 3.73

 先週予約診察に行けなかったため,主治医が外来の今日行くことにした.そのために休みも取ったし,私なりにかなり段取りをしておいた.

 家を8時過ぎに出る。8時22分受付.小児科3番.外来に行くのは初診以来2回目.毎月の通院は午後の予約診察だから予約機で予約はしたことがない.診察は9時からだから、1時間近く待った。私は密かに仕事をしていた。

 夕方は閑散としている待合いだが、朝もさほど患者であふれている訳ではない。ちょっと特殊な病院だからかも。9時5分前にT先生登場。白衣なし。9時を待たずに診察開始。

 名前を呼ばれて診察室へ。ここのところ風邪をひいて調子が悪いことを本人が伝える.のどを見て聴診。血液検査の結果も伝えてもらう.甲状腺の機能はほんの少しよくなっている.薬は相変わらず10錠維持.これでコントロールはできている.

 前回,肥満の検査もしたので説明をして頂いた.糖尿病のこと,インスリンの話,肝機能,今のところ正常範囲.でも安心はできない.「体重はかろか」と言われて隣の部屋へ。体重がまた増えていた( ̄~ ̄;) う〜ん…「Mちゃんな、前も言ったけど、もう身長は伸びないから、体重は増やしたらあかんで。外遊びをたくさんして、ご飯は一口30回かんで」
風邪薬とチウラジールの処方箋をいただいて帰る.次回は4週後.

 7時間目は公立高校の願書の下書き指導.これがあったから予約診察の時間に行けなかった.Hちゃんが小学校から電話があったと伝えに来てくれた.全部終了してから小学校に電話をした.熱を出している.

 朝,病院で処方して頂いた薬には熱冷ましが入っていない.インフルエンザかもしれない。家に頓服があるが薬の飲み合わせもあるので,主治医に電話をした.抗生剤は「クラリス」をいただいたが,家に「クラビット」がある,どちらがいいか.熱冷ましは「レトラック」と座薬の「ボルタレン」がある.どちらがいいのか.「ボルタレンは絶対使わないでください」と言われた。レトラックはご存じないので調べてくださった.「ああ、トロキシンと同じね」結論は「今から来てもらってもいいですけど来れますか?時間外になりますけど」だった.いつも行っている医者でもいいと言われたが,それは私の中で安易に選べるコトではなかったので「5時頃に行けると思いますのでお伺いします」と言ってお願いした.

 小学校に迎えに行って担任の先生から様子をお聞きした.本人は朝からしんどかったみたいだけれど,6時間目まで頑張ったらしい.

 5時過ぎに病院に着く.受付は閉まっているし,時間外受付も人がいない.迷っていると事務の人が「T先生のところにKさんが来られます」と言っていたので、すかさず「Kです」と言った.時間外の担当の人がT先生に電話をし,時間外の処置室に案内してくれた.初めてはいる所.ここは救急病院ではないが,簡単な手術はできるような設備があった.

 すぐにT先生登場.「どうぞ」と時間外診察室に入って行かれた。看護師さんは入院中から顔見知りのS主任だった。喉を見て聴診をして,様子を聞く.ここの舌圧子は使い捨てのアイスクリームの棒みたいなやつだった。朝も「クラスで高い熱を出して休んでいる人はいない?」と聞かれた.また同じことを聞かれた。「念のためインフルエンザの検査をしましょう」と言ってくれた.冷蔵庫からセットを出して長い綿棒で鼻の穴からこすり取る。「まだ、はじめの頃は反応が出ないこともありますけどね」と言われた。

 結果が出るまで10分くらい待ったが,学校の話とかして何だか楽しかった.話がうまいわ。「何時間目に学校についたの?」「う〜〜ん、2時間目」「何の授業?」「総合」「総合って何するの?」「えっとぉ〜〜、忘れた」「ははは。いろんなことするんやろ」「あぁ、ボランティア」「ボランティアはどんなことするの?」「お年寄りに〜〜〜〜わからん、楽器の演奏とか」「Mちゃんは何の楽器?鈴?」「ううん」「カスタネットか?」「うううん」同時に「リコーダー」「ははは。」そんな話をしながら待つ。結果は陰性。その時、結果の見方も教えてくださった.今はA型が流行っていて一段落してきたが,これからB型が流行るらしい.

 もしもインフルエンザだと,使ってはいけない薬もあるので絶対大丈夫な頓服(カロナールDS)を処方してくださった.「ボルタレンはだめです」と言われた.今回は院内処方だった.「これは子どもももちろん、大人も安全な解熱剤、痛み止めですから、安心して使ってください。」

 先生はあっけなく終わられた。カルテの片づけもインフルエンザの検査のかたづけ、全部、看護師さんがされた。医者っていいとこ取りじゃないけど、準備も片づけもしないのね。

あ〜〜疲れた
いくらかかるんだろう?
平成16年1月14日(水)


 今年初めての通院.本当は1週遅いはずだったが,またもや,私の出張と重なり,電話で無理をお願いした.無理をお願いしたのは日だけではなく,体重増加に対する厳しいお話しも.T先生に悪者になってもらうのは,ちょっと申し訳ない.が,肥満の治療に関しては専門だし,親が言うよりもDRから言われる方が本人には効くんじゃないかと思った.

 4時半頃に受付をすませ,少し待つことに.前には2人.
今日は白衣だったT先生.挨拶をして「かぜひいてないか?」「かわったことないですか?」と聞かれて,「病気してへん?」なんか,爆笑.「病気やからここに来てんねんけど」まあ,その他にって言う意味で.

 聴診しながら「冬休みはどっか行った?何してた?ごろごろしてた?外遊びは?」いろいろ聞かれて「スキーに行った」恥ずかしげに言う娘.「どこに行った?信州か?北海道?」…「北海道」「北海道のどこ?先生聞いてもわからへんけど」これ以上は娘に答えられないし後は私が説明した.先生もルスツには行かれたらしい.夏に.だからホテルのことタワーのこと,遊園地のことよくご存じだった.

 「おしっこ出るか?」と聞かれたけど,家でしてきたから無理っぽい.本当は先生は,検査をしたかったのにごめんなさい.
首も触って,何も言われなかったけど.

 前回血液検査はしていないので,今日は体重の話しを中心に.隣の隣の部屋で身長体重の測定.いつもより時間がかかると思っていると,体脂肪率やら肺活量やらいろいろ計ってくださった.なかでも体脂肪は38%.普通は20%くらい.やっぱり小児科の先生って説明がうまい!なぜ太るといけないか,おやつはいつ何を食べるとか,食事量と運動量のこと.給食で十分足りること.「これだけ脂肪が付いてるから」と腕やらおなかを触られて(笑)
「Mちゃんはおっぱいが大きくなるのも早かったし,身長も早く伸びたけれど,もう,これ以上たくさんは伸びないから,後は横に大きくなるしかない」と言われるとさすがの娘も考えている様子.

 このままチウラ10錠継続.今日は採血.5時近くになったので,先に受付に書類を渡して,処方箋もファックスしてもらっている間に,娘は一人で採血室に.
次はまた4週後.


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